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阪急電鉄 京都本線(梅田-河原町) 引退間近の2300系・準急 前面展望ビデオ

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阪急電鉄の京都本線・梅田-河原町駅間の全区間をリアルタイムで撮影しています。
現在の阪急の車両の基礎となった車両である2300系の引退直前の準急運用に乗車し撮影しています。

2300系の登場は1960年と50年以上前で、今回撮影した編成も、梅田寄り3両(2313・2333・2363)は1962年10月竣工、京都寄り4両の両先頭車(2322・2372)は1963年5月竣工、中間2両(2342・2392)は1966年11月竣工と、50年前後となってます。
しかし、その古さを感じさせないデザインと車内設備となっています。
もちろん、途中、冷房化や種別・行き先表示幕取り付けだけでなく、制御装置の更新なども行われており、これが古さを感じさせない一つの要因ではあります。
しかし、登場当時から1段下降窓、両開きドア、ホームや人の姿がハッキリうつるほどの光沢のあるマルーン塗装に窓回りがシルバー塗装のアクセントとなっており、車内に入ると上品なゴールデンオリーブ色でクッション性の良い座席、カバー付きの蛍光灯、ドアまで貼られた木目調の内装、パイプ式の荷物棚など、当時としてはかなり凝った作りとなっており、これが現在でも見劣りしない理由となっています。
窓枠にも、窓枠が一体化した雨樋が取り付けられていたりと細かい点でも凝っており、これは最新の1300系(2代目)でも踏襲されています。
冷房改造時も、車内の天井面を若干下げることで天井がフラットなままとなっており、後付け感が無い事も「古い車両を改造した」というイメージが無い事に繋がっているのでしょう。

そんな2300系もついに2015年3月20日に定期運用を終了しました。
今回はその直前の3月13日に、最新車両に混ざって本線で優等列車運用である準急運用をこなす姿を前面展望として撮影しました。
引退直前という事で、記念ヘッドマークが掲出される他に、車体側面の現行コーポレートマークを撤去し、旧社章をステッカーながら復元することで、懐かしい姿に戻っています。
河原町側先頭車は電動車ではないため、モーター音を聞くことは出来ませんが、独特のドア開閉音や重厚な走りを楽しむことが出来ます。

乗車したのは2300系の7両編成です。
撮影日は2015年3月13日(金)、14時33分梅田駅発の準急・河原町行きに乗車し撮影しています。
撮影機材は、SONYのハイビジョンデジタルビデオカメラ「HDR-CX720V」です。

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