阪急5000系は、年に登場した阪急電鉄神宝線系統初の架線電圧1500V専用車両です。非冷房で登場後、冷房化改造されましたが、その時期が早かったため阪急電鉄では少数派の4つのクーラーが特徴です。登場当時運転されていた山陽電鉄須磨浦公園直通列車には当時の最新形式である5000系が運用に入ることも多かったようだがその後登場した試作冷房車の5200系にその座を譲りました。3両ユニットのため他形式の中間付随車を組み込むことが多く、最初は2000系の付随車両でしたが2000系の老朽化と5000系のリニューアルに伴い5100系付随車両に変更されました。リニューアルでは顔が大幅に変わり、ツーハンドル車で唯一の屋根肩アイボリー帯が巻かれ、車内も一新されました。最高速度は110km/hだったことから、昼間時間帯の神戸線特急のスピードアップ後は基本的に普通運用についていました。室内のグレードが当時未更新だった6000系や7000系より高く、8連8本が在籍していたので神戸線の普通運用はほぼ5000系となっていた時期もありました。ですが、1000系の登場により今津線に転属することとなり元5100系中間付随車を抜きとって6連化し、今津線の3000系を置き換えることとなりました。その一方で必要本数の関係によりトップナンバー5000編成が8連のまま廃車になることになりました。ちょうど5000系が形式誕生50周年を迎えていたのでこの5000編成にはヘッドマークの提出や旧社紋化などがされ、その後1000系の増備に従って廃車解体されました。その後も今津線に転属した残りの5000系は運用を続けてきましたが、ダイヤ改正で余剰となった7000系7004編成の今津線転属により5012編成が廃車解体、さらに新型車両2000系の導入発表により玉突き転属による5000系置き換え、引退はほぼ確実となりました。(2024年2月現在)
今でも活躍を続ける今津線所属の5000系6両編成をPVにまとめました。
#鉄道pv #阪急電車 #阪急電鉄 #阪急5000系#阪急今津線#祝福 #灰色と青
製作:嵐山あたご
使用曲
「祝福」YOASOBI (『機動戦士ガンダム 水星の魔女』オープニングテーマ)
「灰色と青」常闇トワ×星街すいせい(cover)