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【阪急ミッフィー号】阪急1000系 ミッフィー号(宝塚線)

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ミッフィーとなかまたちが阪急沿線をめぐる様子を装飾した列車が、 神戸線・宝塚線・京都線で1編成ずつ運行するよ。
ミッフィーが阪急沿線を紹介するポスターや各線限定デザインのステッカーも登場するので ぜひチェックしてみてね。

神戸線、宝塚線、京都線、それぞれのラインカラーで、ミッフィーのシルエットを型取ったオリジナルヘッドマークにもご注目!

各線限定デザインの車内ステッカーが初登場。それぞれの路線でしか出会えないミッフィーたちを見つけてみてね♪
阪急電鉄ホームページより

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阪急1000系電車(はんきゅう1000けいでんしゃ)は、阪急電鉄が2013年(平成25年)より製造を開始した、神戸線・宝塚線(総称神宝線)向けの通勤形電車である。

2013年6月6日に建造を発表した。開発コンセプトを「すべてのお客様に快適な移動空間〜さらなる環境性能の向上〜」とし、9000系・9300系の開発コンセプトを継承しつつ、環境性能のさらなる向上を目指すものとなった。昭和30 - 40年代に製造された抵抗制御車の置き換え用として大量増備が見込まれることから、製造・保守コストの抑制にも注意を払った車両となった。

阪急電鉄が1000番台の車両を製造したのは、前身の京阪神急行時代の1954年に製造した1000形を製造して以来となる。車番を4桁のままとしたのは車両の番号は4桁で管理しており、桁数を変えると検査等の管理を行っているシステム等に影響が出てしまうためである。

客室照明や前照灯、標識灯などすべての照明装置にLEDが採用された。

2014年より本形式の京都線仕様として、1300系の導入が開始された。その他、1000系の電装品などは阪神の普通用車両5700系にも取り入れられている。

車両

軽量かつリサイクルが容易なアルミダブルスキン構造を採用し、振動の抑制と遮音性の向上を図っている。寸法は全長が19,000mm、車体幅が2,730mm、車体高を4,095mmとしている。前照灯を一体的に見せ、前面ガラス上部と標識灯下部のラインのカーブによって、スマートで新しさを感じさせるデザインとしている。

行先表示器はフルカラーLEDとなり、側面の表示器は行先・種別を一体表示として視認性の向上を図った。前面の行先表示もフルカラー表示に対応しており、キャラクターなど特殊な図柄も出すことが可能となっている。

9000系で採用された屋上機器カバーは廃され、側窓は9000系と同一手法の連窓ながら側引戸間を3枚、車端部が2枚とするなど、外観はより従来の車両に近似したものとなっている。しかし、機器類には最新技術を積極的に導入し、さらなる省エネと走行時の騒音の低減を実現している。消費エネルギーは既存の抵抗制御車と比較して約50 %削減、騒音は9000系と比較して約4dB低減している。

また、ホームとの段差を縮小するため低床台車を採用し、客室床面高さを1,150mmに抑えている。側扉窓は、9000系に比べて天地寸法が縮小され、8000系並みの寸法に戻った。増結運用を行わないため、前面は2000系以降から継承されてきた銀色の幌受けが廃止された。連結部の妻窓も、2000系以降から継承されていた窓枠が廃止された。1018F以降の新造車は、導入時から車番が側面の窓上にも標記されている。

内装

阪急電車の伝統を踏襲し、マホガニー木目の化粧板とゴールデンオリーブ色のアンゴラヤギの毛織物の座席表地を採用している。天井部は淡いベージュ系の化粧板とし、照明はLEDの直接照明を採用している。このLED照明は、停電時などの非常時には全体数の25%が点灯するよう制御される。また、万一の急ブレーキ時に乗客と車内設備または乗客同士の二次的衝突を防止するため、阪急電鉄の車両で初めて座席端部に大型の袖仕切りと縦方向の手すりが設置されている。側窓は3連窓および2連窓となり、いずれも側扉寄りの窓が開閉可能である。側窓の分割位置は、座席の中間仕切りの中心と揃えているため、各窓の左右寸法は均一にはなっていない。側窓にはUVカット複層ガラスが、前面窓にはIRカットガラスが採用されている。天井のグリルや側窓の間柱は、9000系のブロンズ色から、シルバーに変更された。

座席は、ロングシート配置で座席1人あたりの幅を約480 mmとし、中間仕切りを設けることで座席定員を明確にしている。日よけは9000系で採用された引き下げ式のフリーストップカーテンを基本に、カーテン上部には外部が透視できる生地が採用されているほか、床には全面に滑り止めのエンボス加工が施されている。また、阪急電車は伝統的に車内にスタンションポールを設けていなかったが、本形式からは各シート端にスタンションポールが設置されているため、車内の印象に変化が見られる。2014年7月15日より営業運転を開始した1002F以降では、製造当初から優先座席のモケットが新色になっている。

車内案内表示器は、東芝製の32インチハーフサイズのフルハイビジョン対応の大型液晶ディスプレイを採用し、1両に3か所側扉上に千鳥配置で設置している。行先、種別、停車駅案内のほか、駅間では画面を2分割しニュースや天気予報、広告の動画も表示できる。旅客案内はインバウンド対応として4か国語で表示し、日本語(漢字・ひらがな)、英語、中国語、韓国語の順に表示を行う。フォントにはユニバーサルデザイン対応フォントが採用されている。2020年頃から運行情報の掲載も開始した。

9000系等で採用されていたパワーウインドウや貫通路の自動扉は廃され、手動式に戻った。貫通扉は、連結時の片側にストッパーがなく開放状態で放置できない。2020年度からは、開扉時の盲導鈴鳴動機能が追加されている(約4秒おきに鳴動する)。

車内自動放送装置は、当初は搭載準備に留まっており、阪急列車区間・能勢列車区間とも車内自動放送は行われていなかった。2021年からは、車内自動放送装置の設置が神戸線所属車から順次進められている。

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