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阪急グッズやコストコ商品も受け取れる「スマートロッカー」 すごい機能色々 阪急電鉄が梅田駅で実証実験 (2023/06/06 18:40)

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インターネットで取り寄せた商品を受け取れる「スマートロッカー」が増えています。阪急電鉄では、さらに機能を強化して、駅に設置する実証実験を始めました。その狙いは?

6日、阪急大阪梅田駅に登場したスマートロッカー「とりクロ」。インターネットで注文した“阪急電車グッズ“や、会員制スーパー「コストコ」の一部の商品を受け取れます。そして機能はこれだけではありません。

【記者リポート】
「故障してしまったスマートフォンを修理に出したい。そういうときはこちらのロッカーに預ければ全てOK。こういうサービスも始まっています」

驚きの機能は他にも。

【エキ・リテール・サービス阪急阪神 官浪由利子さん】
「家電のレンタルを月額・サブスクのサービスで、一部の商品をこちらで受け取ることができるんです」

阪急電鉄は定額制で家電をレンタルできる新サービス「アリスプライム」と連携。一部の商品の受け取りと返却も「とりクロ」で行えます。

【エキ・リテール・サービス阪急阪神 官浪由利子さん】
「忙しい方が電車に乗るだけではなくて、こういったロッカーの新しい使い方というのを、ぜひお客様に実感していただければと思っています」

阪急電鉄は「とりクロ」を豊中駅にも設置し、商品は梅田駅から電車で運びます。今後、設置する駅を増やして、電車で配送していく構想もあるということです。

阪急電鉄の担当者は、「鉄道会社なので…電車を活用すれば“物流2024年問題”の解決に貢献できるかも」と話しています。この2024年問題というのは、 トラック運転手の労働時間について規制が強化されることで、トラック運転手不足になったり、物流が滞るおそれがあるという問題です。こういった問題の解決に貢献できるのではないかというのです。

また今回の実証実験で、「需要の伸びそうなサービスを見極めて、設置する駅を増やしたい」とのことです。

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