【兵庫県西宮市 石井登志郎市長】
「80年ごしの悲願でございます。本当にうれしいことでございます」
1日、尼崎市・西宮市・阪急電鉄は、阪急神戸線に新しい駅を設置すると発表しました。
神戸線では実に85年ぶりとなる新駅誕生の決定です。
新駅が設置されるのは住みたい街として人気がある西宮北口駅と武庫之荘駅の間で、武庫川の真上です。
【阪急電鉄株式会社 嶋田泰夫 代表取締役社長】
「この駅って値打ちがあるといわれるような、とても景色が良く、眺めがいい、そういうものを活かせるような駅にできれば」
阪急電鉄によると、住宅が多い西宮北口駅と武庫之荘駅の間の距離は3.3ｋｍと阪急神戸線では最長です。
２つの駅の間に新駅が設置されることで性の向上や人口の増加が期待され、西宮市は年間およそ2億円、尼崎市はおよそ1.2億円税収が増えると見込んでいるということです。
【兵庫県尼崎市 稲村和美市長】
「ここはできれば落ち着いた一戸建てが誘導できるようなエリアになっていけば。阪急沿線のブランド力を磨いていくプロジェクトにしていきたい」
新駅の誕生に利用客の反応は…。
【利用客】
「新しい駅の方が歩いて行けるので。いまはここからバスで通っているので、近くにできたらいいなと思っています」
--Ｑ:どれくらい短縮できそうですか？
【利用客】
「15分くらい」
--Ｑ:結構大きいですね
【利用客】
「普通、普通、普通(各駅停車)になると、今3分で行けてるところが6分くらいかかると思うと、個人的にはあまり嬉しくない」
今のところ、停車するのは普通列車のみの予定で、完成時期は未定ですが、阪急は
遅くとも10年以内には駅を設置したいとしています。
新たな駅ができることで、街はどのように変わっていくのでしょうか。
カンテレ「報道ランナー」2022年11月1日放送
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