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阪急8000系(特急) 大阪梅田行

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2023年10月14日 阪急神戸線
阪急電鉄が1988年(昭和63年)に導入した、神戸線・宝塚線(総称神宝線)向けの通勤形電車である。
編成単位は、梅田方先頭車+F(Formation=編成の略)を編成名として記述(例:8000以下8両編成=8000F、8035以下2両編成=8035F)する。
1987年に阪急電鉄の創立80周年を迎え、1990年には営業開始80周年を迎えるのを機に、7000系の後継としてVVVFインバータ制御を採用して開発された新形式である。
京都線にも本形式をベースとした8300系が導入された。
本系列落成後、2000年代前半までは、それまでの阪急の看板車両であった6300系に入れ替わる形で同社の広報誌や時刻表などの表紙を飾るなど、自社発行の数々の広報誌に看板車両としてこの8000系が掲載されていた。
企画段階では、側窓の連続窓化や、車体の下半分を白とグレー(もしくはシルバー)にするなど、大胆なイメージチェンジも検討されていた。
車体についても、無塗装と軽量化による経済性で有利なステンレス車体の案も論議されたが[1]、平滑な外板にマルーンの塗装とすることへのこだわりに加えて、廃車時のアルミ合金の回収方法次第でステンレスに見合う経済性を見込めるとして、従来のアルミ車体が踏襲された。

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