19日夜、阪急電鉄の車内で催涙スプレーのようなものがまかれた事件で、33歳の会社員の男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、兵庫県尼崎市の会社員の男(33)です。
男は19日午後8時前、阪急電鉄・塚口駅の下りホームに停車中の列車内で、催涙スプレーのようなものを噴射し、乗客の女性5人に吸わせる暴行を加えた疑いが持たれています。5人は一時、喉の痛みを訴えていましたが、けがはありませんでした。
警察によると、男は容疑を認めていて、乗車する際に別の男性と体がぶつかるなどしてトラブルになり、この男性にスプレーをかけたと供述しているということです。
警察はトラブルになっていた男性を探すなどして、詳しい動機や事件の経緯について捜査する方針です。